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ラグビーはビールとともに。だから、ラガービールなんだ
2023.8.11
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「ラグビーはビールとともに。だから、ラガービールなんだ。」

ラグビーの試合、ピッチ上では闘志むき出しのせめぎあいをし、時に高ぶったもの同士が胸倉をつかみあうことも。

しかしフルタイムの笛が鳴り、ドレスチェンジしてクラブハウスに集えば、ついさっきまで殺意むき出しのもの同士が肩を叩きあって互いの健闘(または食らったパンチの強さ)を称えあう。ここでは遺恨を残すなど愚の骨頂、ダサさの極み。みんながそれを解ってる。

彼らの左手(※)には必ずビールジョッキが握られ、注がれたビールの泡と共に敵味方の境界線は溶けていき、将来の酒場でアテとなる共通のネタが、そこで生まれていく。ラグビーフアンも選手とマインドは同じ。

先のワールドカップ日本大会。スタジアムから駅に向かう道すがらのパブでは、着ているジャージーは別々だが、肩を組みつつ大声で合唱する外国人たち。やはり、傍らにはビールが。その空気感に、シャイな日本人たちも笑顔と共にその渦に巻き込まれていく。


ラグビーフットボールはピッチで行う「競技」だが、ラグビーカルチャーはピッチだけじゃない。アフターマッチでビールジョッキを煽るまでがワンセットだ。どうせ月曜日になったら、それぞれがマジメな顔をぶら下げて仕事に向かうのだろう?
だからせめて、この瞬間はビール飲んでフザケよう。弾けよう、アツく語ろう。

長野県菅平高原。ラグビー場が100面以上もある、ラグビーが生んだ奇跡の場所。合宿の聖地であり、多い時ではひと夏に800チームが滞在する。シーズンには、かならずどこかでゲームが行われていて、さながら夏のラグビーフェスといったところか。

こんな場所、世界中のどこを探したってあるわけない。日本に菅平があることを、ラグビーを愛する人々は世界に誇ろう。あり得ないことは、有り難い。有難う、菅平。

ただ残念なことに、選手ではない人々が集える場所がない。ラグビーを肴に、フザケて弾けて、アツく語り合える場所がない。

左手にビールを持って。だからまずは手始めに、おいしいクラフトビールを作った。半分マジメに。半分フザケて。


菅平ラガービール。LAGERとRUGGER。
細かいこと、言いっこなし。
ラグビーとビールはいつも共にある。
ラグビーとビールがあれば、友がうまれる。
だから、ラガービール。
菅平ラガービールを手に、みんな集まれ。
そして、愛するラグビーを語ろう。
グラスを、ジョッキを、ビンを合わせる時の合言葉はもちろん、
カンペイ!

(※)バッファロールール:右手でビールジョッキを持つと手が冷えてしまう。さしずめバッファローの蹄(ひづめ)のように冷えた右手で握手したら相手に失礼。だからグラスやジョッキは左手で持つという世界共通の暗黙のルールがラグビーカルチャーには存在する。なお、右手で持っているのを誰かに指摘されたら、「バッファロー」の掛け声とともに罰ゲームがある場合も。

菅平ラガー販売場所:
CRAFT BEER FESTIVAL
期間:8/12-13

ARIGATO SUGADAIRA(菅平プリンスガーデン)
期間:8/19-20